【最新】腹式呼吸の簡単なやり方と3つの練習方法

腹式呼吸のやり方や練習方法について悩んでいませんか?

そんなお悩みを持っている方向けに、腹式呼吸のやり方や練習方法について説明をしています。

この記事で腹式呼吸を習得して、発声力を鍛えていきましょう。

なお、腹式呼吸についての感覚やコツについてはこちらで解説をしています。

腹式呼吸とは?コツを知れば歌が上手くなる!

目次

腹式呼吸の簡単なやり方

腹式呼吸って要は「息を吸った時にお腹が膨らんで、息を吐いた時にお腹が凹む」呼吸です。

これが自然に出来ていれば問題はないのですが、息とお腹の動きが逆転してしまっている、胸式呼吸をしている人は腹式呼吸を覚えましょう。

腹式呼吸のやり方は簡単です。仰向けに寝て、鼻呼吸をするだけでOKです。

よほどの変な癖が無い限りは仰向けに寝ると自然と腹式呼吸になります。

仰向けになっても胸式呼吸になってしまう人は、両足を立ててみると改善されるはずです。

また、口呼吸よりも鼻呼吸の方が腹式呼吸をしやすいです。

歌を歌うときは口呼吸の方が良いですが、腹式呼吸の練習をするときは鼻呼吸の方がおすすめです。

腹式呼吸の練習方法

常に腹式呼吸で生活する

普段の呼吸が胸式呼吸になってしまっているなら、日々の生活で常に腹式呼吸で生活してみましょう。

そうすると24時間365日腹式呼吸の練習をしていることになりますし、歌を歌うときに特別に腹式呼吸を意識しなくても、自然と腹式呼吸で歌えるようになります。

発声面ではなく、健康面からみても胸式呼吸よりも腹式呼吸の方がメリットばかりですので、これを機に腹式呼吸での生活に切り替えてみましょう。

〇秒で息を吸って、〇秒吸った息をキープして、〇秒かけて息を吐く

腹式呼吸のトレーニングで一番ポピュラーな練習方法ですね。

〇秒のところは自分のやりやすい数字を入れて下さい。

例えば、3秒かけて息を吸って、5秒吸った息をキープして、5秒かけて息を吐く、といった感じです。

勿論、すべて腹式呼吸で行います。

鼻から息を吸って、お腹を膨らませて、膨らんだお腹を息が漏れないようにキープします。

キープするときは腹筋でグッと固めずに、ただその状態をキープします。力はあまり入れてはいけません。

その後膨らんだお腹を徐々にへこませて、息を吐きだします。

最初は短い秒数でやってみましょう。

慣れてきたら5秒、10秒、20秒、30秒と秒数を増やしていくことで腹式呼吸のレベルを上げることができます。

ドッグブレス

腹式呼吸で息の強さ、瞬発力を鍛えるにはこのドッグブレスがおすすめです。

その名のとおり、犬の呼吸を真似します。

舌を出しながらヘッヘッヘッと細かく呼吸をしていきます。

1.舌を出して、息を1息吐きます。息を吐いた時に自然にお腹が1回凹みます。

※自然に凹まない場合は、胸式呼吸になっています。

2.1息吐いた直後に、すぐに1息吸い込みます。この時も、自然にお腹が膨らんでいるかどうか確認してください。

3.1と2を可能な限り高速で繰り返します。

息を吸ったり吐いたりを短時間で繰り返すので、酸欠になったり、気持ち悪くなってきたらそこで中断しましょう。無理をして続けてもあまり意味がないです。

ドッグブレスの練習を重ねていくと、息を吐き出す力、息を瞬間的に吸う力を鍛えることができます。

息を吐き出す力はそのまま声の力強さになりますし、息を吸う力は余裕のあるブレスに繋がるからです。

ドッグブレスを行うことで、発声力の底上げに繋がるので日常練習に取り入れるようにすると良いです。

特に、高音が苦手、テンポの速い曲が苦手な人にはドッグブレスはとてもおすすめなので重点的に練習して鍛えましょう。

腹式呼吸の練習に終わりはない

腹式呼吸が出来たからといって、腹式呼吸の練習はもうしなくてもいい、というわけではないです。

今回紹介した腹式呼吸の練習はやればやるほど、発声にも変化を与えてくれる優秀な練習方法です。

実際に声を出す発声練習も大事ではありますが、呼吸も呼吸で鍛えることで相乗効果を期待できるので、腹式呼吸の練習も続けていくことをおすすめします。

腹式呼吸の練習は声を出さなくてもいいので、どこでも出来ます。

声の出せない場所ではどんどん腹式呼吸の練習をしていきましょう。

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