ボイストレーニング

リップロールが上手くできない原因まとめ【解決方法アリ】

ボイストレーニングのウォーミングアップや音階練習でもよく使われているリップロール。

ボイトレを始めたばかりの人にとっては中々上手く出来なかったり、長時間続けられないという人も中にはいらっしゃいます。

リップロールはミックスボイスのような難しい技術ではありませんし、そこまで難しいものではありません。

ボイトレの代表的な基礎練習の1つですので、できないままにせずさっさと習得して発声のレベルアップにどんどん活用していきましょう。

リップロールができないのは唇の形は関係ある?

リップロールが上手くできない原因については後述をします。

まずはじめに伝えておきたいのが、唇の形や口の形は全く関係無いということです。

病気認定されるレベルで唇や口の形が異質なら話は別ですが、リップロールができない人たちというのは、単にコツがつかめていない、練習不足が原因です。

「自分はたらこ唇だから」「唇が薄いから」「口が大きいからor小さいから」という理由でリップロールができないと思い込んでいる人はそれは間違いです。

リップロールができない原因を正しく理解さえして、練習すれば誰でも出来るようになりますからご安心を。

リップロールができない人の原因別と対策について

僕の経験上考えられる原因と解決方法をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

息の量が少なすぎるor多すぎる

息の量が少ないと唇が上手く震えてはくれません。

だからといって、息の量を多く使えばいいというわけでもないのです。

上手なリップロールを行うには適切な息の量があるということです。

これは文章では説明することは出来ませんし、実際に自分で試行錯誤をして、探っていくしかありません。

適切な息の量を見つけるのはそこまで難しくはないので安心してください。

個人的にですが息を吐いていない状態を0、息を最大限使った時を100とした場合、50くらいの息の量が丁度良いかなと感じます。

息を吐きすぎず、吐かなすぎず、つまり中間を狙っていきましょう。

唇に力が入っている

リップロールを特別な発声方法だと考えている人に多いケースですね。

唇を固く閉じて、そこに息をぶつけて震わせるのが正しいと考えているわけです。

ですが、それは間違っています、唇は脱力した状態が最も震えやすいです。

リップロールをするのに唇に力を入れる必要は全くありません。

脱力をして少しアヒル口を作るくらいに口を尖らせておくだけで良いです。

ちなみに、唇だけじゃなくて体全体は喉にも力が入ってしまっていると上手くできなかったりするので注意です。

振動回数を意識したリップロールをしようとしている

勘違いしている方が非常に多いのですが、リップロールは喉をほぐすことと、発声する際の適切な息の量を見つけることを目的とした練習です。

youtubeや動画サイトででリップロールの実演で息をたくさん使って、唇を思いっきり震わせている人がいます。

力強いパワフルなリップロールは歌が上手くなりそうな風に聴こえるかもしれません。

しかし、リップロールの練習目的からかけはなれてしまい、全く無意味なんですよね。。。

ボイトレ初心者が間違ったリップロールを正しいと勘違いして、練習を続けてしまうと歌の上達までかなりの回り道をすることになります。

振動回数や音量よりも、いかにして息の量を変化させずに長時間キープして、リップロールを長続きさせられるかどうかという点を意識しましょう。

腹式呼吸を意識していない(腹式呼吸ができていない)

胸式呼吸でもリップロール自体は出来ることは出来ます。

ただし、常に同じ息の量を流し続けることができないので、途中で唇の振動が途切れてしまったり、30秒以上の長時間のリップロールをしようとしても、息の量が足りなかったり練習にならないんですよね。

リップロールは常に一定の息の量を吐き続ける練習になります。

そのため、胸式呼吸の様に吐く息にムラが出てしまう呼吸法だと、安定して上手くできないのです。

腹式呼吸とは?コツを知れば歌が上手くなる!

【最新】腹式呼吸の簡単なやり方と3つの練習方法

高音のリップロールができないんだけど???

普通のリップロールは出来るけど、高音になると出来なくなってしまうという人は多いかもしれません。

高音になったとしても基本は同じです。

唇付近に不必要に力を入れないこと、息の量は常に一定で適量を流すことです。

それでも高音になると難しいと感じるのは、そもそもの発声が喉声になっているからかもしれません。

リップロールは喉声を治すのにも有効ですが、あまりにひどい喉声は例外です。

ひどい喉声の場合は先に喉声を治すこと

ひどい喉声であるならば、一旦高音のリップロールは控えて、先に喉声の改善を優先しましょう。

喉声を改善するための方法

リップロールが全くできないなんてことはない

リップロールはボイトレにおいて有効性の高い練習と考えられています。

息のコントロールをする力・感覚が身に付き、喉の血行を良くして声が出しやすくなったり等ですね。

ミックスボイスを練習するうえでもリップロールを使った練習は効果的です。

リップロールができる=歌が上手くなるというわけではありませんが、発声や歌唱においての上達速度の手助けになることは間違いないです。