ミックスボイス

ボイストレーナーが教える誰でも簡単に高い声を出す方法

ボイストレーニングを始める理由で一番多いのが「高音を出したい!」ではないでしょうか。

実際、高音に悩みを抱えている人はとても多いです。

私もボイストレーニングを始めた理由は高音を出したいからでした。

最近の音楽は男性の曲でも女性曲並みの高音が必要です。

ワンオクやラルクアンシエルやB’z辺りは女性曲よりも高音を連発していて、女性の方でも歌うのがきつかったりしますよね。

そのため、カラオケに行くと高い声が出ないがために、歌える曲がなくて困ってしまう人は多いです。

カラオケで歌えるレパートリーも限られてしまいます。

いつも同じ曲を歌ってしまい、カラオケ自体が楽しめなくなってしまうことあります。

今回は高音が出ないことに悩んでいる人向けに、ボイストレーナーの私が高い声を出す方法を紹介していきます。

高い声が出ない原因とは

まずは高い声を出せない原因からみていきましょうか。

変声期後の声変わり

高い声が出ない…特に変声期を終えた成人男性がこういった悩みを抱えているんじゃないでしょうか。

変声期が終わると大抵の男性は声が1オクターブ程度低くなり、喋り声も歌声も太く低い声となります。

変声期で声帯の作りが根本的に変わってしまうので、変声期前の子供の時の声の出し方で高い声を出そうとすると、音が出なくなったり、声が裏返ったりします。

喉を絞めている、つまり喉声

喉にぎゅーっと力を入れて、首を締め上げられた様な声を喉声と言います。

これは喉の正しい筋肉を使わずに、間違った筋肉を使うと苦しい声となります。

発声にとって間違った筋肉を使っているため、高音は非常に出づらいものとなります。

喉声で高音を出せたとしても、疲れてすぐに出せなくなりますし、綺麗な高音ではありません。

喉声を改善するための方法喉声に悩んでいる人は多いです。 喉声だと声がすぐに枯れてしまうし、高い声が出ない、声量が出ない…などなど様々な弊害があります。 ...

高い声を出す方法

さて、皆さんが気になる高い声を出す方法について説明をしていきます。

簡単で即効性のある方法から紹介していきますので、参考にしてみてください。

喉仏を高い位置でキープさせる

所謂、ハイラリンクス(略してハイラリ)の状態で声を出すということです。

喉仏の位置が高いとまず声質自体が金属的、尖った、鋭い声になります。

この状態の声というのは高い声が出しやすい声なのです。

詳しくはこちらの記事で喉仏の上げ方について解説をしています。

喉仏を上げるための3つの方法

ただ、喉仏を上げたまま歌うと喉に非常に負担がかかってしまいます。

最悪、声帯ポリーブ等の病気になってしまう可能性もあります。

自分の喉の様子を見ながらやってみて下さい。

腹式呼吸で息を大量に流して高音を出す

息の力と息の量を最大限に使って高音を出すのも1つの手です。

腹式呼吸でお腹に目一杯空気をため込んで、息を思いっきり吹き付ける様に声を出します。

この時のポイントですが、息を細く鋭くするイメージで息を流してください。

イメージでの説明となってしまい恐縮ですが、土管の様な太いところに水を流すのではなく、ホースの様な細い管に水を流すイメージです。

細く鋭いイメージで息を流すことによって、息の密度多くなり、更に息に勢いがつきます。

この息を声帯にぶつけることで、通常よりも声帯の鳴りが良くなり、高い声も出やすくなります。

この腹式呼吸を使う発声は、声帯に勢いのある鋭い息をぶつけるので、声帯への負担は大きく、喉を傷めてしまう危険がありますので注意です。

地声にこだわらず裏声で高い声を出す

やっぱり高い声は地声で出したいですよね。

ですが裏声で妥協する、という言い方も変ですが裏声で高い声を出すのも全然有りです。

私も昔は地声での高音に変なこだわりがありましたが、今では高音は裏声やミックスボイスで出すようになりました。

そっちの方が綺麗な高音で歌えますし、何よりも喉が非常に楽なんですよね。何時間も同じクオリティで歌えます。

ミックスボイスを出すなら裏声を鍛えるべき

ミックスボイスで高い声を出す

個人的に高音を出すためにはミックスボイスに行きつきますね。

今流行の高い曲を歌っているプロ歌手はみんなミックスボイスを使っているので、真似しないわけにはいきません。

ミックスボイスで歌えるようになるには一朝一夕とはいきません。

人に依っては年単位かかってしまう場合がありますが、それでもミックスボイスにはそれだけの価値があります。

ミックスボイスについては下記記事でまとめています。

ミックスボイスとは結局何なのか解説

高い声で歌えるようになろう

高い声を出せるようになるとカラオケのレパートリーも増えますし、歌うことがますます楽しくなるはずです。

プロを目指すというならば、高音を出せるということは必須技術です。

頑張って練習を重ねて、誰もが羨む高音を手に入れましょう。