歌は才能が全てなのか?努力も必要?

・才能が無いから歌が上手くならない…
・才能のある人がうらやましい…

歌は才能がないとだめなのでは…とお悩みの方に向けて説明していきます。

本記事の内容

・歌は才能が全てかどうかとその理由
・才能が無くても努力でカバーできるということ

歌ほど才能の有る無しがはっきりするものってないのでは?と思います。

私自身も今ではミックスボイスやビブラートなどの歌唱技術を習得して、歌が上手いと言われるほどになりましたが、最初は全くの歌下手でした。

音感もリズム感もなく、高い声も出なくて、喉声で数曲歌うだけで喉が痛くなり歌えなくなっていたというレベルでした。

しかし、自己流のボイトレや様々なボイトレスクールに通うにつれて、歌が上手くなっていったのを今でも覚えています。

そうした経験から歌は才能が全てではないということを実感しました。

この記事では歌は才能が全てなのかどうかについて説明をしていきます。

目次

歌は才能が重要ということ

歌うことにおいて、才能やセンスの比率は非常に大きいです。

というのも、一人一人喉という楽器を持っていますが、誰一人として同じ喉を持ってはいないからです。

喉という楽器はそれぞれに個性があり、優劣があります。

高い声に特化した喉や、出せる音域が極端に狭い喉、暗く曇った声の喉、甲高い変な声しか出ない喉、息が多く漏れてしまう喉など、本当に様々あります。

歌に才能がある人は、まず最初に持っている喉自体が素晴らしいのです。

練習しなくても誰もが感動する歌声を出せますし、遠くまで通る発声が出来てしまう、本当に羨ましいです。

喉という良い楽器を持っているかいないかという、最初のスタート地点の時点でもう差がついてしまっているというわけです。

歌は才能が全てな理由

天性の喉を持っている人は最初からチート

歌を歌うことは年齢問わず誰でも最初から出来ることですよね。

それ故に個々が持っている才能の差がはっきりと出やすいのです。

いくつか例を挙げてみます。

発声のことは何一つ知らなくても、天性の歌声を持っている小学生。

何も練習をしていないのに最初からミックスボイスを出すことが出来る天然ミックスボイス持ちの人。

ヘビースモーカーなのに高音域を自在に出すことができるメタルバンドのボーカル。

何時間歌っても疲れを感じさせない歌声を持つ人。

いつでも綺麗なビブラートをかけることが出来る人。

挙げていくとキリがないですね。

ボイトレをしていなくても最初から歌が滅茶苦茶に上手い人を見てしまうと、歌は才能が全てなんだなと思ってしまうのはしょうがないことですが、悔しいですよね。

才能が無くても歌は努力でカバーできる

ですが、幸いなことにボイトレを続けることで、才能の差を縮めることは出来るのです。

努力すればミックスボイスもビブラートもなんでもできるようになる

歌の才能があれば最初からミックボイスを使える人もざらにいるのは事実です。

しかし、ボイトレを続けることによって、ミックスボイスだってなんだって出せるようになりますし、歌も上手くなることは可能です。

毎日、ボイトレしたり、書籍やネットでボイトレの情報を集めて実践したり、本当に色々なことをやってきました。

その結果、最初は無自覚オク下の卒業から始まり、腹式発声、ヘッドボイス習得、ミックスボイス習得、ビブラート習得と段階的にレベルアップをしていきました。

練習をして数日でどうこうなるものではありませんが、毎日ボイトレを続けることで着実に発声のレベルは上がっていきます。

【まとめ】毎日やるべきボイトレメニュー【基本】

何年も時間がかかりましたし、レッスン費でお金もかなり使いましたが、諦めずにここまで練習し続けてよかったと思っています。

努力した人にしか分からない感覚がある

歌の才能がある人、天性の素晴らしい喉を持っている人達というのは、高い声を出そうと思ったら普通に出すことが出来るなど、意識をしなくても歌が歌えてしまいます。

意識をしなくても出来るということは、発声について論理的に説明をすることが出来ないということでもあります。

私は歌の才能はありませんでしたが、ボイトレを続けることでミックスボイスやハイトーン、ビブラートを出せるようになりました。

ボイトレをしていく過程でどうすれば高い声が出せるようになるか、どんな感覚を体に染みつかせれば良い発声が出来るのか、ということを頭で理解することが出来ました。

この経験は才能がない人間がボイトレで努力をすることでしか得られないことです。

天然ミックスボイスを出せる人は、何もしなくてもミックスボイスを出せるとしか説明できませんが、ボイトレをしてミックスボイスを出せるようになった才能の無い私からすると、ミックスボイスについて自分の経験も交えて論理的に説明することが出来るのです。

ボイストレーナーになれる

ここからは余談になるので飛ばしてしまって構いません。

前述した通り自分の経験も交えて人に説明することが出来るので、才能の無い人間ほどボイストレーナーになれます(向いてます。)

歌の才能のある人間がボイストレーナーになったとしても、自分の才能の中でしか説明出来ません。

生徒も同じ才能を持っているならいいのですが、才能がなければ全く話がかち合わずに何も教えることが出来ないからです。

ミックスボイスや高い歌唱力を努力して手に入れた歌の才能のない人の方が、良いボイストレーナーになれるってことですね。

才能が無ければその分努力すればいい

歌うことにおいては才能の有る無しで最初のスタート地点は大きく差が開いてしまうのはしょうがないことです。

しかし、才能の差は努力することで埋めることができるのもボイトレの面白いところです。

歌うことが好きで、本気で歌が上手くなりたければ、才能がないことを言い訳にせずにひたすら努力するべきです。

才能の有る無しはどうやっても覆ることはありませんが、努力の量だけは才能関係なく覆ることが可能です。

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